【スーパーリーグ】まろん杯 ポケモン使用率ランキング!
こんにちは、東京PvP大会 運営スタッフです。
東京PvP大会ではゴールデンウィークの最終日である5月6日(月)に「まろん杯」を開催しました。当日は128名が参加し、全国のPvP大会上位入賞者が多数参加するハイレベルな大会となりました。
この記事ではまろん杯に参加した128名の使用ポケモンランキングを紹介いたします。スーパーリーグの現トップ環境を反映しているランキングといっても過言ではないので、構築・育成の参考になれば幸いです。
使用ポケモンランキング
参加者128名の使用率ランキングがこちらになります。
順位 | ポケモン | 使用者数(使用率) |
1 | マリルリ |
106人 (82.8%) |
2 | トリデプス |
93人 (72.7%) |
3 | チャーレム |
79人 (61.7%) |
4 | デオキシスD |
66人 (51.6%) |
5 | エアームド |
62人 (48.4%) |
6 | チルタリス |
46人 (35.9%) |
6 | ヤミラミ |
46人 (35.9%) |
8 | トロピウス |
40人 (31.3%) |
9 | ベトベトンA |
39人 (30.5%) |
10 | フシギバナ |
26人 (20.3%) |
11位以下のラインナップは下記のとおりです。
11位:ウツボット(21人・16.4%)
12位:ランターン(17人・13.3%)
13位:メガニウム(13人・10.2%)
14位:ナマズン(11人・8.6%)
15位:ヌオー(8人・6.3%)
16位:スピアー・メルメタル(7人・5.5%)
18位:カメックス・クレセリア・ブラッキー(5人・3.9%)
21位:サマヨール・マッスグマ(4人・3.1%)
23位:ジュカイン・ドクロッグ・ハクリュー・ミュウ・ルンパッパ(3人・2.3%)
28位:エビワラー・グライオン・スカタンク・バクフーン・フォレトス・モルフォン・リザードン・レアコイル(2人・1.6%)
1人以下略
決勝T進出者32名の使用率も全体と大きくは変わらないラインナップとなっています。ただし採用率が少し違ってきているのが興味深いです。
順位 | ポケモン | 使用率 (決勝T) |
使用率 (予選) |
1 | マリルリ | 31人 (96.9%) | 106人 (82.8%) |
2 | トリデプス | 26人 (81.3%) | 93人 (72.7%) |
2 | チャーレム | 20人 (62.5%) | 79人 (61.7%) |
4 | デオキシスD | 19人 (59.4%) | 66人 (51.6%) |
5 | エアームド | 16人 (50.0%) | 62人 (48.4%) |
6 | ヤミラミ | 14人 (43.8%) | 46人 (35.9%) |
6 | トロピウス | 14人 (43.8%) | 40人 (31.3%) |
8 | ベトベトンA | 11人 (34.4%) | 39人 (30.5%) |
9 | チルタリス | 10人 (31.3%) | 46人 (35.9%) |
10 | フシギバナ | 9人 (28.1%) | 26人 (20.3%) |
11位:ランターン(6人・18.8%)
12位:ウツボット(4人・12.5%)
13位:メガニウム(3人・9.4%)
14位:ナマズン・クレセリア(2人・6.3%)
16位:メルメタル・グライオン・ゴンベ・ドクロッグ・ブラッキー(1人・3.1%)
続いて、大会ベスト4進出者のPT構築はこのようになっています。
一部の試合は動画も上がる予定ですので、実際にどのように使用しているか是非ご覧ください!
格闘枠として何を入れるかは多くの方が悩んだと思いますが、4名全員がデオキシスDを採用しているのが印象的でした。一方で草枠は全員が異なるポケモンを採用していました。
順位 | トレーナー名 敬称略 |
使用PT |
1位 | tarotirota | |
2位 | lance918yuu | |
3位 | blackrarebeer | |
4位 | ykcsr |
現環境について
まろん杯参加者の構築統計から、下記の構築が現環境のスタンダードパーティと言えそうです。
# | 枠 | ポケモン |
① | マリルリ | |
② | トリデプス | |
③ | 格闘枠 | |
④ | 草枠 | |
⑤⑥ |
自由枠 | etc |
このパターンの構築が参加者128人中67人(52.3%)、決勝トーナメント出場者32人中23人(71.9%)となりました。これからPvPのスーパーリーグを始める方は、まずはこの構築型の育成を目指すと良いかもしれません。
脱毛杯からの3ヶ月間における環境変化
今年の2月24日にスーパーリーグの大会である脱毛杯が開催されました。
脱毛杯から3ヶ月弱の間に環境がどれくらい変わったのかを最後に比較してみたいと思います。
順位 | ポケモン | マロン杯 使用率 |
脱毛杯 使用率 |
増減 |
1位 | マリルリ | 82.8%(106人) | 47.7%(31人) | +35.1% |
2位 | トリデプス | 72.7%(93人) | 67.7%(44人) | +5.0% |
3位 | チャーレム | 61.7%(79人) | 40.0%(26人) | +21.7% |
4位 | デオキシスD | 51.6%(66人) | 0%(0人) | +51.6% |
5位 | エアームド | 48.4%(62人) | 73.8%(48人) | -25.4% |
6位 | チルタリス | 35.9%(46人) | 29.2%(19人) | +6.7% |
6位 | ヤミラミ | 35.9%(46人) | 9.2%(6人) | +26.7% |
8位 | トロピウス | 31.3%(40人) | 50.8%(33人) | -19.5% |
9位 | ベトベトンA | 30.5%(39人) | 3.1%(2人) | +27.4% |
10位 | フシギバナ | 20.3%(26人) | 23.1%(15人) | -2.8% |
いくつかのポケモンを簡単にピックアップして紹介いたします。※筆者の私見による評価です<採用率が上がったポケモン>
チャーレム
グロウパンチが与えられたことで、幅広い相手に対して役割を持てるようになったチャーレム。きちんと対策していないと1体でパーティを半壊させられます。
持ち前の耐久力と優秀なわざで広範囲のポケモンに対して一定の役割を遂行できるポケモン。めちゃくちゃ有利な対面が少ない一方で、めちゃくちゃ不利な対面も少ないため、PTに入れておくと交代サイクルが組み立てやすくなります。
チャーレム・デオキシスに明確に出し勝ちできる数少ないポケモン。耐久面は脆いが、シールドあり時の対面性能はとても高いので、シールドを残す立ち回りが求められます。
ベトベトン(アローラ)
従来の毒・悪タイプ枠としてだけでなく、アシッドボムを覚えるようになり更にできることが増えたアローラベトベトン。1体倒した後の「置き土産アシッドボム」は非常に強力。
<環境から減ったポケモン>
2月時点では、マリルリと並んで水タイプ枠として採用されていたカメックスですが、グロウパンチが台頭した影響が大きく、水枠はチャーレムを止められるマリルリほぼ一択になりました。(決勝Tでのマリルリ採用率は驚異の97%!)
毒・格闘という唯一のタイプを持ち、環境トップメタのトロピウス・トリデプス両方に役割をもてることで採用されていたドクロッグ。しかし、グロウパンチを与えてもらえなかったことと、トロトリが減ったこと、デオキシスにめっぽう弱いことなどの理由から採用率が下がりました。
以上、長文にも関わらず最後までご覧いただきありがとうございます!
環境に入りしてきそうなダイノーズがいよいよ実装されそうですし、新技の噂もあるのでまた環境が変わりそうな気配がしていますが、この記事が少しでも皆さんのスーパーリーグ考察の参考になれば幸いです。
次回の東京PvP大会については決まり次第運営twitterよりアナウンスいたします。
引き続き東京PvP大会をよろしくお願いいたします!
運営スタッフ一同